施工前
施工後
工期 | 平成27年7月22日 ~ 平成28年3月31日 |
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発注者 | 岡山県美作県民局 農林水産事業部 農地農村整備課 |
工期 | 平成27年7月22日 ~ 平成28年3月31日 |
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発注者 | 岡山県美作県民局 農林水産事業部 農地農村整備課 |
工期 | 平成27年7月9日 ~ 平成27年10月30日 |
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発注者 | 岡山県備中県民局 建設部 井笠地域工務課 |
業務箇所である急傾斜指定地中村下地区においては、民家裏山が勾配30°以上の急傾斜地崩壊危険区域であり、当該斜面が崩壊した場合、人命・財産に多大な被害をもたらす恐れがあったため、斜面崩壊を防止することを目的として、急傾斜崩壊対策工事を実施することとなった。
本業務は、調査結果から得られた情報を基に、斜面からの流出土砂量を適性に評価し、流出した土砂の堆積土圧、衝撃力に対して安全で現地適合性が高い施設としてモタレ式待受擁壁を選定し、詳細設計を行うものとした。
工期 | 平成25年11月15日 ~ 平成26年3月20日 |
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発注者 | 笠岡市役所 建設産業部 建設事業課 |
笠岡市北木島町地内の豊浦港においては、平成16年の高潮により背後地が大きな被害を受けたことから、今後同様の高潮被害を防止することを目的として、物揚場全域に胸壁を設置することとなった。
フェリー乗場背後に位置する胸壁においては、フェリーに乗船するセミトレーラーの通行に支障がでないよう胸壁開口部を広くする必要があった。
その開口部は約21mであり、現地状況から一般的なスライドゲートでは収納場所が確保できないため、本業務ではマイターゲートを採用した。
工期 | 平成29年7月24日 ~ 平成29年11月15日 |
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発注者 | 津山市 都市建設部 土木課 |
津山市津山口~新茅町地内の市道井口小田中線、一級河川吉井川に架かる橋で架設より、50年以上経過しており、定期点検では多くの損傷が確認された。特に、ゲルバーヒンジ部は構造上の弱点部であり、作用荷重が増大したことなどから、他部材に比べ損傷が激しく、早急な補強対策が必要とされていた。このため、比較検討により添架物などの支障物件への影響を回避でき、かつ経済性で優れる吊桁支持工法を選定し、補強対策を実施するものとした。
工期 | 平成22年11月22日 ~ 平成23年3月31日 |
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発注者 | 岡山県美作県民局 建設部 勝英地域事務所 |
一般国道429号(美作市粟井中地内)に位置する、一級河川吉井川水系粟井川に架かる淡相橋について、道路改良工事に伴う架け替え工事に際して、橋梁詳細設計を実施したものである。
橋梁形式は、橋長L=20.50m、全幅W=11.75m等の構造条件の他、地盤条件等を勘案して最も合理的な構造となるプレテンション方式PC単純T桁橋を採用した。
工期 | 平成30年1月29日 ~ 平成30年8月31日 |
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発注者 | 岡山県備前県民局 建設部 工務第二課第二班 |
一級河川吉井川水系千町川においては、近年多発しているゲリラ豪雨等に伴う河川の氾濫を防止することを目的として、現況河川の改修を実施することとなった。
本業務は、千町川の改修計画に伴い、12K590付近に設置されている灌漑用水取水施設、及び下流側隣接橋梁の改築が必要となった。このため、灌漑用水取水施設については経済性、維持費、地元の要望等を踏まえ総合的な比較検討を行い手動油圧シリンダー鋼製可動堰、下流側隣接橋梁は経済性を考慮してボックスカルバート構造とし改築を行うものとした。
工期 | 平成29年9月25日 ~ 平成30年3月31日 |
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発注者 | 岡山市下水道河川局 下水道管路整備課 |
本業務では、岡山市公共下水道事業により、吉井川処理区西大寺浜、西大寺射越地内の一部の汚水を収容するため、汚水枝線の詳細設計(開削工法L=1.44km 推進工法L=0.44km N=4箇所)を行ったものである。
適用工法については、掘削深さH≦2.5mは開削工法とし、掘削深さ2.5m<Hは推進工法を基本条件としたが、掘削深さH≦2.5m以下においても土質条件、既設埋設物等の条件より経済的となる区間については推進工法を採用した。
工期 | 平成30年7月30日 ~ 平成31年1月31日 |
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発注者 | 岡山県美作県民局建設部 新見地域工務課 |
本業務では、国道180号新見市法曾地内において、平成30年7月の豪雨に伴う斜面崩壊が発生したことを受け、地質調査により地層構成等の現地状況を把握し、地形への適合性,施工性,経済性等を勘案しながら災害復旧工法を選定した。本設計では、崩壊斜面において想定されるすべりに対し、鉄筋挿入と吹付法枠工を併用した工法で抑止する設計を行った。
工期 | 平成21年7月24日 ~ 平成22年3月31日 |
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発注者 | 岡山県美作県民局 建設部 工務第三課第一班 |
業務対象渓流であるやそう谷川流域内は、経年的な集中豪雨等による渓岸・渓床侵食と山腹土砂流出により荒廃が進行し、現在も不安定土砂として渓流内に堆積している状況であった。このため、将来的に土石流発生の危険性が高い状況にあり、これに伴い下流域の人家や県道、市道等に大きな被害を及ぼす危険性が指摘された。
本業務では、堰堤形式・位置等の検討を行い、対象渓流における最適な堰堤施設により土砂災害を未然に防止することを目的とした設計を実施した。
工期 | 令和元年8月26日 ~ 令和元年12月27日 |
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発注者 | 早島町役場建設農林課 |
本業務は、過年度に設置した公共基準点のうち、経年的な劣化や損傷により亡失した基準点の復旧を目的としたものである。
測量の方法は、GNSS測量スタティック法で観測を行った後、新点計算前に早島町公共基準点標高を平成26年4月1日付の標高成果を改定し、三次元網平均計算を行っている。
なお、この測量成果は日本測量協会技術センターで成果検定を行い、国土地理院に成果を提出している。
業務の概要
ため池の多くは江戸時代以前に築造されており、近年、老朽化による漏水や侵食等が顕著となっている箇所も多く、ゲリラ豪雨等の大雨や地震により決壊する恐れがあるため、改修等の早急な対応が求められている。
今回の業務対象である「広高下池」においては、改修工事の必要性を判断するため、調査の結果から得られた情報を利用し、現状の健全度評価を行うとともに、損傷個所の状態から安全性が損なわれる原因を推察した。
また、改修計画では、ため池改修工事において一般的な「傾斜遮水ゾーン型」を採用し、トライアル計算により安定度が確保可能かつ経済的な堤体断面を決定した。