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国道486号 改築防災設計


施工前

施工後
工期 平成26年5月27日 ~ 平成26年12月31日
発注者 岡山県備中県民局建設部 井笠地域工務課

業務の概要

当箇所は、国道486号のうち、小田郡矢掛町矢掛地内に位置する南向き法面であり、岡山県道路防災情報管理システムにおける「施設管理番号E486A101」に指定されている。本事業では、自転車歩行者道の拡幅と災害防除施設の築造が計画されていた。本業務では、過年度に実施された予備設計の成果と、本業務に並行されるボーリング調査の結果を踏まえ、道路防災施設の詳細設計を行った。その結果、対策工として待受け擁壁と落石防止柵を計画した。また擁壁背面に鉄筋挿入工併用の吹付法枠を計画し、切土法面の縮小化を図った。

町道大坪線 斜面崩壊対策工設計


崩壊直後

完成後
工期 平成30年5月21日 ~ 平成31年2月28日
発注者 奈義町役場 地域整備課

業務の概要

町道大坪線の切土法面部で、法面の押し出しや湧水等の変状が発生し、斜面崩壊が懸念されていた。このため、地質調査により、地盤の特性や変動状況を把握した上で、今後発生が予想される斜面崩壊の発生機構を解明し、適切な対策工を設計することを目的としていた。しかし、ボーリング調査後の観測途中に、平成30年7月豪雨により斜面崩壊が発生した。このため、崩壊した斜面に対する対策工法の検討を目的として、設計を行った。その結果、斜面内に残存する不安定土塊を完全に排除して良質土に置き換えるとともに、斜面末端部に『かごマット工』を設置し、当該箇所の被災原因として考えられる水位上昇の抑制を図る工法を採用した。