県道長屋賀陽線地質調査


弾性波探査資材

走時曲線及び弾性波速度断面図
工期 平成27年8月10日 ~ 平成27年11月30日
発注者 岡山県備中県民局 建設部 新見地域工務課

業務の概要

当箇所は、県道長屋賀陽線のうち、新見市唐松地内に位置する南向き法面であり、岡山県道路防災情報管理システムにおける「施設管理番号G078A003」に指定されている。これまでも、小規模な表層崩壊や落石を含む斜面災害が多発しており、豪雨に起因する新たな斜面災害発生の危険性が大きいとされている区間(L=100m)である。本調査では、地盤構造や変状機構を解明し、対策工を検討するための基礎資料収集を目的とした。調査方法は、ボーリング3箇所と弾性波探査によるものとし、安定解析に関わる基本的な条件を提案した。