町道大坪線 斜面崩壊対策工設計 崩壊直後 完成後 工期 平成30年5月21日 ~ 平成31年2月28日 発注者 奈義町役場 地域整備課 業務の概要 町道大坪線の切土法面部で、法面の押し出しや湧水等の変状が発生し、斜面崩壊が懸念されていた。このため、地質調査により、地盤の特性や変動状況を把握した上で、今後発生が予想される斜面崩壊の発生機構を解明し、適切な対策工を設計することを目的としていた。しかし、ボーリング調査後の観測途中に、平成30年7月豪雨により斜面崩壊が発生した。このため、崩壊した斜面に対する対策工法の検討を目的として、設計を行った。その結果、斜面内に残存する不安定土塊を完全に排除して良質土に置き換えるとともに、斜面末端部に『かごマット工』を設置し、当該箇所の被災原因として考えられる水位上昇の抑制を図る工法を採用した。
業務の概要
町道大坪線の切土法面部で、法面の押し出しや湧水等の変状が発生し、斜面崩壊が懸念されていた。このため、地質調査により、地盤の特性や変動状況を把握した上で、今後発生が予想される斜面崩壊の発生機構を解明し、適切な対策工を設計することを目的としていた。しかし、ボーリング調査後の観測途中に、平成30年7月豪雨により斜面崩壊が発生した。このため、崩壊した斜面に対する対策工法の検討を目的として、設計を行った。その結果、斜面内に残存する不安定土塊を完全に排除して良質土に置き換えるとともに、斜面末端部に『かごマット工』を設置し、当該箇所の被災原因として考えられる水位上昇の抑制を図る工法を採用した。